a.ただバナー広告を貼り付ければ良い訳ではない。中身が重要
b.どんな広告を掲載されば良いのか?
c.ポータル発行のニュースレターに注目しよう
d.アクセス向上大作戦・・・アクセスされてナンボのもの
e.プログラミングの知識があれば、こんなことも出来る!
次章でも詳しく説明いたしますが、例えばアフィリエイトプログラムの王様・バリューコマースでは500以上もの広告主が登録されていて、アフィリエイト契約を結ぶことが可能です。これだけあると、どの広告を貼ればいいのか迷ってしまいます。
最初に考えるのは、できるだけ1売上辺りのマージン(報酬)が大きいものを探そうと考えるでしょう。実際、1万円を超えるマージンを提供している広告主も少なくはありません。また、ValueCommerceでは、広告主を検索する際に「マージンの額が一定以上の広告主」という検索も可能です。
サイトテーマに合った広告主を掲載してみよう!
しかし、この目先のマージンの高さにのみ目を奪われて、自分のサイトのテーマと何ら関係のないテーマの広告を掲載しても全くといっていいほど効果がありません。例えば、あなたのサイトが英語に関するホームページであれば英語の教材の広告を掲載すれば大きな成果が得られるでしょうが、趣味の自動車についてのページに英語の教材の広告を掲載しても効果は上がらないでしょう。自動車についてのページであれば、自動車保険の広告や中古車自動車の見積もりを取るサイトの広告などがクリック率・購買への具体的なアクションへのコンバート率ともに高いはずです。
当たり前のようですが、意外とこのことは見落としがちのことです。マージンの高さに目を奪われて、「自動車に関心のある人であっても、同じ人間なのだから英語を勉強したい人もいるはず」「英語に関心のある人であっても、同じ人間なのだから○割りぐらいの人は自動車にも関心を持っているはず」と良いように思ってしまいます。
でも、これは経験的に言って全く当てはまらないようです。英語に関するホームページを見ている人は、その瞬間マインドが英語に関する欲求を満たしたいということに傾いており、たとえ普段は自動車には関心のある人でも自動車の広告を見ても、それほどの関心を示さなかったり、たとえ広告をクリックしても購買には至らないのです。自動車を探している人が検索エンジンなどであなたのホームページを見つけ、さらにあなたのホームページに関する広告を見つけてクリックした時にはじめて、購買につながる可能性があるのです。分かっているようで分かっていないことだと思います。
たとえ、1商品1万円の商品でも月に1個しか売れなければ月に1万円です。一方、たとえ、1商品200円のサービスでも100個売れば2万円です。塵も積もれば何とやらです。サイトテーマに合った商品を紹介するようにすれば、アフィリエイトプログラムを導入することによって、それまで無料でビジターをそのサイトに送っていたものが、バックマージンがもらえるようになる場合もあるのですから、こんなにおいしいことはありません。
どうしても、高額商品の広告を掲載したい場合は・・・
ですから、「自分のサイトのテーマをまずは分析してみて、テーマに合った商品を紹介する」ことが重要だと思います。もし、自分のサイトのテーマとはかけ離れているけれど、どうしても高額なバックマージンが期待できる商品を紹介して大きな収入を狙いたいのであれば、その商品を買う見込みのあるユーザーにターゲットを絞ったサイトを新しく構築することが必要になってきます。しかし、これは高度な知識・技術が必要ですし、多くの場合、個人が一人での作業は難しいでしょう。サラリーマンの副業としては難しいのではないかと思います。